こんにちは、KEIBA LOGICです。
TARGET frontier JVには、競走馬の能力を数値化した「ZI指数」が搭載されています。
私も予想を組み立てる際には必ず確認するファクターの一つですが、
「ZI順位は本当に信頼できるのか?」
という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、TARGET frontier JVを使い、東京競馬場のデータを集計してZI順位の信頼性を検証してみました。
結論
今回の検証では、次のことが分かりました。
- 東京競馬場ではZI順位1位の複勝率は57.1%
- 芝では**59.4%**まで上昇し、特に信頼性が高い
- ダートでも**55.0%**と高水準だった
- ZI順位だけで単勝を買い続けても回収率100%には届かなかった
- ZI順位と脚質を組み合わせることで、より精度の高い予想が期待できる
それでは、実際のデータを見ていきましょう。
検証条件
今回の集計条件は次のとおりです。
- 東京競馬場
- 平地競走
- 集計期間:2021年~2025年(過去5年)
- TARGET frontier JVで集計
- ZI順位1~5位を対象
勝率だけでなく、
- 勝率
- 連対率
- 複勝率
- 単勝回収値
- 複勝回収値
も比較しています。
東京競馬場全レースのZI順位成績
| ZI順位 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 25.8% | 44.6% | 57.1% | 75 | 81 |
| 2位 | 17.5% | 32.6% | 46.2% | 79 | 78 |
| 3位 | 13.0% | 25.6% | 37.7% | 80 | 81 |
| 4位 | 9.0% | 20.5% | 31.4% | 60 | 79 |
| 5位 | 7.7% | 16.5% | 26.7% | 68 | 76 |

考察
ZI順位1位は複勝率57.1%と高く、東京競馬場では軸馬候補として十分に信頼できる結果となりました。
一方で、単勝回収値は75となっており、ZI順位1位だけを単勝で買い続けても回収率100%には届きません。
つまり、
「ZI順位は軸馬選びには有効だが、単勝だけで利益を出すのは難しい」
ということが分かります。
芝レースではさらに信頼度が高い
| ZI順位 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 27.3% | 45.6% | 59.4% | 78 | 82 |
| 2位 | 18.5% | 35.8% | 50.3% | 78 | 80 |
| 3位 | 12.3% | 25.5% | 40.0% | 64 | 83 |
| 4位 | 8.9% | 20.9% | 31.6% | 61 | 81 |
| 5位 | 8.1% | 17.4% | 28.4% | 64 | 76 |

考察
芝ではZI順位1位の複勝率が約60%となり、東京競馬場では特に信頼度が高い結果となりました。
東京芝コースは能力が結果に反映されやすいと言われますが、今回の集計でもその傾向が表れています。
ダートレースの結果
| ZI順位 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 24.6% | 43.6% | 55.0% | 73 | 79 |
| 2位 | 16.7% | 29.8% | 42.4% | 80 | 77 |
| 3位 | 13.5% | 25.7% | 35.7% | 95 | 79 |
| 4位 | 9.1% | 20.1% | 31.2% | 59 | 77 |
| 5位 | 7.5% | 15.7% | 25.3% | 70 | 75 |

考察
ダートでもZI順位1位の信頼度は高いものの、芝と比較すると複勝率はやや低くなっています。
また、ZI順位3位は単勝回収値95と比較的高く、人気とのバランスによっては狙い目になる可能性があります。
ZI上位馬はどの脚質が狙い目か?
東京競馬場全体
| 脚質 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 23.3% | 52.5% | 119 | 114 |
| 先行 | 19.4% | 48.2% | 86 | 88 |
| 中団 | 12.3% | 37.7% | 62 | 76 |
| 後方 | 7.3% | 24.0% | 48 | 50 |
| マクリ | 17.4% | 60.9% | 115 | 110 |
考察
非常に興味深い結果となったのが脚質です。
逃げ馬は単勝・複勝ともに回収値100を超えており、東京競馬場でも十分狙えることが分かりました。
さらに注目したいのが「マクリ」です。
サンプル数には注意が必要ですが、複勝率60.9%、複勝回収値110という優秀な成績でした。
芝・ダートの脚質傾向
芝では逃げ馬の複勝回収値が121、ダートではマクリが複勝率77.8%、複勝回収値145という非常に高い数値となりました。
今回の検証でマクリは非常に優秀な数値となりましたが、対象はわずか9頭しかありません。
サンプル数が少ないため、今回の結果は参考程度に考えるのが適切でしょう。
KEIBA LOGICの結論
今回の検証から、東京競馬場では次のことが分かりました。
- ZI順位1位は芝・ダートともに高い信頼性がある。
- 芝では特にZI順位の能力差が結果に反映されやすい。
- ZI順位だけで単勝を買い続けても回収率100%には届かない。
- ZI順位に脚質を組み合わせることで、より精度の高い予想が期待できる。
ただし、後方脚質や前走内容が悪い馬は評価を下げるなど、他のファクターと組み合わせて最終判断を行っています。
KEIBA LOGICでは東京競馬場の予想でZI順位を次のように評価しています。
- ZI順位1位:★★★★★(軸候補)
- ZI順位2位:★★★★☆(軸・相手候補)
- ZI順位3位:★★★★☆(相手候補)
- ZI順位4位:★★★☆☆(相手候補)
- ZI順位5位:★★☆☆☆(ヒモ候補)
私自身も予想では、ZI順位だけで判断するのではなく、脚質やコース適性など複数のファクターを組み合わせて評価しています。
今後も各競馬場ごとに、ZI指数やマイニング指数の信頼性を検証していく予定です。

