こんにちは、KEIBA LOGICです。
競馬ファンの間では、
「夏競馬は荒れる」
という言葉をよく耳にします。
実際に夏競馬では3連単で数十万円、時には100万円を超える高額配当が飛び出すことも珍しくありません。
そのため、
「夏競馬は難しい」
「人気馬は信用できない」
と考えるファンも多いのでしょう。
しかし、本当にすべての夏競馬が荒れているのでしょうか。
実は競馬場ごとに傾向は大きく異なります。
今回は過去データをもとに、
- 福島競馬場
- 函館競馬場
- 札幌競馬場
- 新潟競馬場
- 小倉競馬場
の人気順・単勝オッズ・複勝オッズを比較しながら、夏競馬の実態を検証していきます。
なぜ夏競馬は荒れると言われるのか?

まずは夏競馬が荒れやすいと言われる理由を整理してみましょう。
実績馬が休養に入る
春のGⅠ戦線を終えた有力馬の多くは休養に入り、夏競馬では条件戦やオープンクラスの馬が中心になります。
そのため能力差が小さくなり、混戦になりやすい傾向があります。
ローカル競馬場特有の適性が重要
夏競馬の中心となる福島・函館・札幌・新潟・小倉は、それぞれコース形態が大きく異なります。
東京や阪神で好走していた馬でも、
- 小回りが苦手
- 洋芝が合わない
- 直線が短い
などの理由で力を発揮できないケースがあります。
若手騎手の活躍
夏競馬では若手騎手が積極的に起用される時期でもあります。
騎手の経験差が結果に影響しやすく、人気だけでは判断しづらいレースが増えるのも特徴です。
夏競馬で最も人気馬が強い競馬場は?
まずは1番人気の複勝率に注目してみます。
| 競馬場 | 1番人気複勝率 |
|---|---|
| 新潟 | 約70% |
| 札幌 | 約66% |
| 函館 | 約65% |
| 福島 | 約63~67% |
| 小倉 | 約65%前後 |
意外にも最も安定していたのは新潟競馬場でした。
新潟は日本最長クラスの直線を持つコースが特徴です。
特に芝外回りでは能力差が結果に反映されやすく、実力馬が順当に走るケースが多くなります。
一方で福島や小倉は小回りコースのため、
- スタート
- 枠順
- 展開
の影響が大きく、人気馬でも取りこぼしが発生しやすい傾向があります。
穴馬を狙うならどこ?
単勝回収率を比較すると興味深い傾向が見えてきした。
福島では5番人気前後の単勝回収率が高く、中穴馬の激走が目立ちます。
また小倉も人気薄の好走が多く、高配当が期待できる競馬場です。
穴馬向きランキング
穴馬を狙える競馬場は
1位 福島
2位 小倉
3位 函館
4位 札幌
5位 新潟
となります。
福島と小倉は小回りコース特有の紛れが発生しやすく、
「能力差より展開」
が結果を左右するケースが、多く見られます。
ワイド馬券や3連複で穴馬を狙うなら注目したい競馬場です。
ワイド馬券に向いている競馬場
ワイド馬券では、
「人気馬が3着以内に入るか」
が重要になります。
データを見ると、
- 福島
- 函館
では人気馬の取りこぼしが比較的多く、中穴との組み合わせで好配当を狙いやすいことが分かります。
例えば、
1番人気+5番人気
2番人気+6番人気
といった組み合わせでも十分な配当になるケースがあります。
反対に、
- 新潟
- 札幌
では人気馬が安定して好走するため、ワイド配当は低めになりやすい傾向があります。
オッズ分析から見えた共通点

オッズを見た感じでは競馬場ごとの特徴はあるものの、共通する傾向もありました。
単勝4倍台まで
単勝4倍台までの馬は、勝率・複勝率ともに高水準といえます。
特に2~5倍台の馬は安定して好走しています。
単勝7倍以上
単勝7倍以上の馬は、勝率・複勝率ともに大きく低下しています。
人気薄の激走はあるものの、長期的には期待値が下がる傾向が見られます。
つまり、
「人気薄だから買う」
のではなく、
「能力がありながら人気が集中していない4~6倍前後の馬」
を探すことが重要です。
KEIBA LOGIC的な夏競馬攻略法
私が夏競馬で重視しているのは人気ではありません。
主に以下の項目をチェックしています。
- ZI値順位
- マイニング順位
- 脚質
- 距離適性
- コース適性
- 騎手
特に夏競馬では、
「人気薄の先行馬」
が好走するケースが多いため、脚質データは欠かせません。
人気だけで切ってしまうと、好走候補を見逃してしまう可能性があります。
まとめ
夏競馬は確かに荒れやすい開催ですが、すべての競馬場が同じではありません。
データを比較すると、
- 新潟・札幌は人気馬が比較的強い
- 福島・小倉は波乱度が高い
- 函館はその中間
という特徴が見えてきました。
夏競馬で勝つためには、
「夏競馬だから荒れる」
と決めつけるのではなく、
競馬場ごとの特徴を理解することが重要です。
今後もKEIBA LOGICでは、人気・オッズだけでなく、脚質・ZI値・マイニング指数なども組み合わせながら、夏競馬を攻略するためのデータ分析を続けていきます。

